アートに触れる
コロナ禍で様々な困難に直面する現代において文化やアートを通して心の豊かさを感じてもらえる様に本コラムでは信念を持ち素敵な活動をされている個人、団体を取り上げていきます。
KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭
2012 年から独立系の社団法人で京都全体をギャラリーに見たてて国際的な写真祭を 行なっている団体である。
京都グラフィはラテン語由来の言葉を組み合わせた言葉で「光で描く」という意味である。京都グラフィ はそこから「京都で描く」という意味を込められつけられた名前である。 現在では、写真祭以外にも、カフェスペースとアーティスト達の為の宿泊施設を併設しているDELTA、 その位置する商店街とコラボなど地域的な活動も手広く行い、アートを起点に様々なネットワークを作 られています。
京都グラフィの始まり
京都グラフィの共同代表の仲西さんは学生時代から40 カ国以上の国を渡り歩き、各国の文化の違いやア ートに触れてこられました。京都グラフィを始める原点は2011 年の東日本大地震がおき統制された政府 やメディアの動きを受けて、リアルな情報を、社会へ自分達自身で発信しするプラットフォームが必要で あると感じたところから始まった。何も資金がない中支援を募り、京都グラフィは初められました。
京都グラフィで取り上げられるアーティストは世界中から集められ、中には無名のアーティストが多く含 まれる。社会が混沌とし、問題で溢れている中から才能は出てくると仲西さんはいう。アートは本来民主 的なものであり、表現としてのアートをもっと身近に感じてほしいと。
今後の活動 日本には世界に誇るべき文化がありこの活動を通して発信し東アジアにある日本とアジアとの繋がりをつ くっていきたいと、今後の活動の意気込みを話されていました。