人気の和装前撮り 押さえておきたい髪型・小物・写真映えポーズを紹介

ロケーションの良い季節を選べる和装の前撮り。当日雨が降ってしまったり、着物が着崩れてしまったり……。そんなトラブルの心配なく、リラックスした気持ちで撮影を楽しめます。思い出に残る写真を残すなら、着物選びや髪型、小物やポーズ選びも大切です。 一生に一度の和装前撮りを、おしゃれに美しく残すコツをご紹介いたします。

白無垢
紋付袴と白無垢

前撮りにおすすめの和装スタイル

前撮り撮影で使用される定番の衣装は、白無垢、もしくは色打掛です。 それぞれの魅力をチェックして、好みの和装を選択しましょう。

白無垢

結婚式当日の衣装としても人気の白無垢
格式高い正礼装として、前撮り撮影で着用する方が多いお衣装です。
白は新婦の顔を明るくみせる効果もあり、写真映えしやすいというメリットもあります。日本古来の伝統的な和装をおしとやかに身につけたいなら、白無垢を選んでみてください。

色打掛

白無垢とは対照的に、華やかで豪華な印象の色打掛。
ゴージャスな印象の前撮り撮影を希望される方に、人気のお着物(打掛)です。
ロケーションに合わせたお色を選べば、より美しい写真が撮れます。

実際に合わせてみて、顏が明るくみえるカラーの衣装を選択しましょう。
「白無垢と色打掛、どちらも魅力的で選べない」という場合は、どちらも撮影するという前撮りならではの選択肢もあります。

「当日は白無垢だけど、色打掛も着たい」

「結婚式ではドレスを着るので、白無垢と色打掛両方を前撮りしたい」

など、新郎新婦様のお気持ちを大切に、前撮り衣装を考えましょう。

顔立ち別髪型・ヘアスタイルもチェック

和装の髪型は、顔立ちによって選ぶべきスタイルが変わります。

自分の顔立ちには、どのヘアスタイルが正解なのか、魅力を引き出す髪型をチェックしてみましょう。

丸顔

顔全体が丸みを帯びている丸顔さん。

おさない印象になりがちですので、ボリュームを出す髪型で、縦長ラインを意識しましょう。おでこを出すと、さらにすっきりした印象になります。

卵形

丸顔さんよりも、やや縦長の卵形さん。

どの髪型も似合う、憧れのお顔です。

より、卵型の美しさを引き出すなら、卵ラインがはっきり出るアップスタイルを選びましょう。

面長

全体に縦長の面長さん。

顏に丸みを持たせるため、横に膨らんだヘアアレンジがおすすめです。

前髪を下すと、より丸い印象になり、若々しさを演出できます。

逆三角形

鉢や頬が張っている、逆三角形さん。

逆三角形を目立たなくさせるために、髪型はAラインを意識しましょう。

顎が耳の下あたりに、華やかなアレンジや髪飾りをつけると視線が下へ集中し、張っている部分が気にならなくなります。

ベース型

鉢やエラがしっかり張っている、ベース型さん。

輪郭の印象を抑えるなら、顏周りの髪の毛を巻いて垂らしたり、おくれ毛を作ったりするのがおすすめです。

ゴージャスなヘアスタイルが似合う顏立ちなので、ボリュームのあるアレンジが◎です。

コーディネートは小物で差をつけて

白無垢や色打掛の魅力を存分に引き出すなら、小物で差をつけましょう。

小物を取り入れるだけで、おしゃれで、洗練された印象の写真になります。

和装の撮影に使うなら、和の魅力を引き出してくれる小物がおすすめです。

番傘や手毬、扇子、紙風船、和柄の折り紙で折った鶴、桜や梅、牡丹などの造花、お面、昔ながらのけん玉やお手玉といったおもちゃなどから、好みのアイテムを選んでみましょう。
意外かもしれませんが、和装は洋風小物との相性も悪くありません。

あえて英字のイニシャルを入れる。ガーランドを使う、といった方法も人気がありますので、いろいろ試してみてください。

ウエディングにおすすめのポーズ集

前撮りは、二人らしい写真撮影をとことん楽しめます。

その一方で、いざ当日になると、緊張してしまいうまくポーズが取れないことも……。

理想の前撮り写真を残すためにも、事前におすすめのポーズから、撮りたいものを選んでおくと安心です。

撮影した写真をSNSにアップしたい。

遠方の親戚へ送る年賀状に使いたい、など、見せる相手によって、気に入るポーズを選択しましょう。

和装の装いを大切にしながら、今風の演出にするなら、

「フォトフレームを使う」

「対面してよろしくのご挨拶」

「一つの扇子や番傘で寄り添う」

「花や羽、折り鶴などを舞わせる」

「寝ころびアートを取り入れてみる」

「あえての背中合わせで美シルエット」

といったアイデアがおすすめです。

とはいえ、やっぱり当日は緊張してしまうもの。

そんなぎこちない二人の様子も、大切な思い出になります。

二人のペースで、特別な日の撮影を楽しんでください。

まとめ

結婚式の和装前撮りは、ちょっとした工夫でより満足度の高い仕上がりにできます。
前撮りなら、当日はできないロケーションで、自由な撮影を楽しめるのが魅力です。自分に合った衣装や髪型。二人らしい場所。
二人らしい工夫いっぱいの準備で、ずっと飾っておきたくなるウェディングフォトを撮影してください。