【心に残る家族婚にしたい!少人数ならではおすすめ演出をご紹介】
コロナの影響もあり、家族や親族のみで小さな結婚式を選ぶ新郎新婦が増えています。
アットホームな温かみがある一方で、
「少人数だから盛り上がらないのでは?」
「親族ばかりだと、気まずくなってしまいそう」
そんな不安がありますよね。
後悔しない家族婚にするために、押さえておきたい演出や進行のポイントをご紹介いたします。
ご友人や職場の方参列の披露宴とご家族中心の食事会の違い
家族婚を考えた時、挙式後に披露宴をするのか、それとも食事会にするのか迷うかもしれません。
披露宴とお食事会(会食)の違いについてご説明します。
コロナ禍前までは、関西では平均ご披露宴人数は60名を超えて友人や職場関係の方をご招待するのが一般的でした。披露宴はまさしく多くの方にお二人の結婚をお披露目することを目的としており司会者をたて進行を組んで余興等を入れ多数のゲストをもてなします。
一方家族中心のお食事会では、ご両家の親睦を深めるためお料理中心に和気あいあいと過ごします。
それぞれ目的に違いはありますが、どちらも素敵な結婚式に違いはありません。
家族中心の披露宴・食事会は気まずくない?
少人数で披露宴、食事会を催す場合。
会話が弾まず気まずくなるのでは?
せっかくのお祝いの場なのに、盛り上がりに欠けるのでは? という心配が付きまといます。
ゲスト全員が笑顔になれるシンプルなアイデアで、楽しんでもらうことができます。
乾杯の挨拶
親しい人間ばかりの乾杯は、自由なスタイルで構いません。
乾杯の発声はご親戚やご兄弟にお願いし、二人のエピソードを添えてもらう。
新郎新婦自身がゲストのエピソードを添えて挨拶に立つなど、想いや人柄が伝わる時間にしましょう。
定番でも素敵なムービー上映
少人数の家族婚だからこそ、ムービーを効果的に使いましょう。
会社の人や友人がいないからこそ、身内が喜ぶ内容に特化したムービーを作成できます。
家族への感謝をいっぱいに詰め込んだムービー。
身内だからこそ盛り上がる、笑いありのムービーなど、ゲストに合わせた内容がおすすめです。ゲストにムービーを作ってもらうというアイデアも面白いですね。
ムービーを流すタイミングにも、気を配ってみましょう。
オープニングやエンディングだけでなく、食事中を選ぶと会話の糸口になります。
工夫したゲームで交流
その場の雰囲気を盛り上げるなら、気軽に参加できるゲームがおすすめです。
親御様に新郎新婦の小さな頃の思い出を題材にしたクイズなどは、親族にとっても懐かしくより深く知り合えるため人気があります。
スムーズに進行するなら定番のビンゴやじゃんけんなど、ルール説明や準備の手間がないゲームを選びましょう。
結婚式の季節や二人の思い出にちなんだ景品を用意するのも、楽しいアイデアです。
ゲームに勝てなかった人にも、参加賞を用意しておきましょう。
家族インタビュー
新郎新婦やゲストを身近に感じてもらいたい。
それならインタビューの演出を取り入れてみましょう。
兄弟や親族からコメントをもらうテーブルインタビューは、人気の高い演出です。
家族婚だからこそ新郎新婦がインタビューしたり、ゲストの趣味や休日の過ごし方などプライベートに迫ってみたり、といったアレンジもできます。
自由な演出で、その場の空気を和らげるインタビュータイムにしましょう。
ゲストの皆様への感謝の気持ちを込めて謝辞
披露宴や食事会を開催する一番の意味は、感謝の気持ちを伝えることにあります。
新郎の謝辞と一緒に、両親へ育ててくれたお礼を込めて、花束や記念品を贈呈しましょう。
少人数婚だからこそ、ゲストへ感謝を示しやすいのが家族婚のメリットです。
プチギフトを用意して、集まってくれたお礼の言葉を伝えるとより関係が深まります。
家族婚のご祝儀はどうするべき?
身内だけの結婚式だからこそ、受付やご祝儀をどうするべきか迷いますよね。
家族婚のご祝儀事情も覚えておきましょう。
家族婚のご祝儀はどうする?
家族婚であってもご祝儀は用意するのが一般的。
当日ではなく事前に頂戴するケースが主流です。
挙式のみの場合や遠方からのゲストにはご祝儀をなしにちょっとしたお土産を用意する
場合もあります。
ご祝儀のお返しは?
これは、披露宴でも少人数家族婚でも考え方は同じですがご参列ゲストにはお料理やお飲物と引出物・引菓子などで最低ご祝儀の半額から1/3をめどにご用意をします。
参加者以外の方や食事、引き出物の金額と見合わない高額のご祝儀を頂いた場合は、後日内祝いを送りましょう。
家族婚の受付はどうする?
受付は親族がゲストを迎える場です。
そのため家族婚の場合は、受付を設ける必要はありません。
ご祝儀を当日受け取る予定がある場合は、ゲストに戸惑いを与えないためにも設置しましょう。
心に残るご家族婚まとめ
少人数での家族婚に気まずさを残さず、楽しい時間にするには、ゲスト全員を巻き込んだ演出が欠かせません。
一人ひとりへ気配りが届く小さな結婚式だからこそ、アイデアをいっぱいに散りばめてみてください。
手作りアイテムで、アットホームな雰囲気を出すのも良い方法です。
心が温かくなる小さな家族婚で、親族同士のつながりを深める時間を過ごしましょう。