SDGs時代に対応した七五三用の衣裳をご用意。「正絹」を用いた古生地反物や古い着物を活用し、七五三用に日本古来の着物をリバイバル

保管して眠っていた、自然素材「正絹」の白生地を使用。京都の職人の手で白生地を染色し、型紙を作り、そこに「お衣裳さわらぎ」の店舗で廃棄する予定であった着物を数種類ピックアップ。裁断してパッチワークのようにつなぎ合わせ着物を無駄にすることなく活用し、男児の七五三用レンタル衣裳を製作いたしました。

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■日本古来の着物を再活用。古き良きものを大切にする心を次代に継承

2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」について、世界中で取り組みが進んでいます。しかし日本では、まだまだ大手企業を中心に推進されているように感じられます。また、商品の見せ方など、形式的なことに重点が置かれているケースも多いように思われます。

日本は、古くから四季折々の自然と共存しています。その地に息づく人や産業にも自然が織り込まれ、育まれてきたと言えるのではないでしょうか。日本の民族衣装である「着物」自体が、まさにSDGsを象徴する存在であるように思えます。

京都で長年にわたり貸衣装業を営んできた株式会社さわらぎでは、日本古来の着物を再活用し、率先して社会にその価値を発信することで、「着物」や「着物」産業が再び見直される契機となることを願い、このたび男児の七五三用の貸衣装を、古生地反物や古い着物を再活用し、製作いたしました。

「着物をリメイクして洋服に一部活用」した商品はよく見かけます。しかし、このたびの衣装では「着物(和服)」としてリバイバルすることに、さらには「七五三(歳時)」という用途にもこだわりました。日本の伝統や慣習に基づき、古き良きものを大切に長く扱うという心を重んじたものです。

製品には在庫として眠っていた自然素材「正絹」(絹100%)の生地や、本格的な古い着物を用いました。当面は男児用の2つの型で展開しますが、いずれ七五三に該当する男女のお子さまに提供できるよう、さらにはご家庭で簡単に着れる仕様にできるよう取り組みたいと考えております。

■日本で受け継がれる着物文化

着物は細長い反物で直裁断で作られるため橋切れなどほとんど出ず縫い目も直線で仕立て直しも容易です。ものを大切に扱う心は、古くから日本で受け継がれてきた美徳で親子何代に渡ってきれるほど長持ちします。

江戸時代には着物は古着として再利用されていたり、着古しても使える部分で仕立て直したり、端切れを活用したり、おしめや雑巾として利用、など少しも無駄にすることなく使い切っていたといいます。

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