これで解決!家族婚や少人数結婚式の席次マナーを徹底解説!
これで解決!家族婚や少人数結婚式の席次マナーを徹底解説!
大人数ではなく、家族(親族)だけ、または少数で結婚式を挙げたい。そんな方が近年増えています。
家族婚や少人数での結婚式となると、大規模な結婚式とは細部のニュアンスが変わってくるため、いろいろと迷うことがあるかもしれません。
とくに気になるのが、「席次」についてのマナーです。
本記事では、家族婚や少人数での結婚式に対応する、席次のマナーなどについて解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
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押さえておくべき家族婚の席次マナー!
家族婚の席次マナーについて下記の内容にまとめました。
席次とは?
席次にマナーはある?
家族婚や少人数の場合の席次マナーは?
それぞれ解説していきましょう。
席次とは?
席次とは、結婚式などで招待されたゲストが着席する場所を示すものです。
結婚式での披露宴やそれに関連する食事会など、誰がどこに着席するのか明確に示す「席順」と考えるとわかりやすいでしょう。
一般的に席次はゲストに口頭で伝えるのではなく、「席次表」を作成して確認してもらいます。
席次表とはゲストの配席を定めている案内表で、それを受け取ることでゲストは自らのどこに座るべきか理解することが可能です。
席次にマナーはある?
席次で重要になってくるのが、マナーを守って作成されていることです。
新郎新婦が自分たちの理想的な配席にてゲストの席次を決めることができますが、マナーが守られていない席次の作成では、“常識がない”と思われてしまう恐れがあるでしょう。
席次を決める際、守るべきマナーは大きく2つのポイントに分けることができます。
グルーピング
上座と下座
それぞれ下記で解説していきましょう。
グルーピング
席次を決める際、コミュニティなどに分けたグルーピングで配席するようにしましょう。
グルーピングとは、ゲストの属性やコミュニティなどを一致させたグループをつくることです。
例えば、ひとつの家庭のゲストがバラバラの席次になっていたら違和感を感じるでしょう。
一般的な結婚式の場合、新郎新婦どちらかの同じ会社のコミュニティ、学生時代の同級生、サクークルの友人など、同じコミュニティのゲスト同士で分類するのが配席がマナーです。
また、よりマナーを意識するのであれば、あまり仲がよくない人同士を隣り合わせにするなど、人間関係にも配慮できるとよいでしょう。
上座と下座
結婚式の席次マナーで、最も気を使いたいのが、「上座と下座」に関連する配席です。
一般的には、新郎新婦に最も近い席が上座となり、最も遠い席が下座とされています。
上座は、新郎新婦にとって未上の方が位置する場所で、上司や主賓、恩師などがそれに該当するでしょう。
下座は、ゲストをもてなす側で、家族や親族、友人などが当たります。より具体的に、上座・下座の配席の順序を下記に記しました。
主賓
上司
恩師
先輩
友人や同僚
親族・家族(祖父や兄弟など)
両親
会場によっても上座・下座は変わるため、必ず席次を設定する際は会場関係者と相談の上で決めるようにしましょう。
家族婚や少人数の場合の席次マナーは?
家族婚や少人数での結婚式でも、席次マナーを意識した配席が必要です。
家族婚などでは、上記のように会社の上司や恩師などは参加せず、その名の通り「家族・親族(またはとても親しい知人や友人)」のみでの結婚式となります。
そのため、マナーに悩んでしまう方も多いようです。
まず、家族婚や親族中心の小規模結婚式の席次マナーを簡単に解説しましょう。番号が若い方を上座として確認してください。
関係性が遠い親戚
関係性が近しい親戚
祖父母・兄弟姉妹
ご両親
新郎新婦の両親はゲストをもてなす側なので、下座となります。
また、家族や親族以外に少人数で結婚式を挙げる場合の席次の場合は、上座から「主賓、仕事関係者、友人、親族」といった順番になるため、意識して席次を決めるようにしましょう。
家族婚なのに席次表とは必要なの?
家族婚であっても、結婚式における席次マナーは守る必要があります。
しかし、一方で席次を記してある「席次表」は必要なのか、悩んでいる方も多いようです。
じつは家族婚の場合、席次表の作成は必須ではありません。
つまり、席次の案内がスムーズにできれば、わざわざ席次表を作成する必要はないと考えられています。
しかし、家族婚での席次表作成は大変多くのメリットがあるため、ぜひ作成してはいかがでしょうか。
家族婚での席次表を作成するメリットを下記の内容にまとめました。
よりスムーズに座ってもらえる
新郎新婦との関係性&自己紹介になる
会食におけるメニュー表を入れられる
それぞれ解説していきましょう。
よりスムーズに座ってもらえる
受付やネームプレートなどを配置するなど、席次表なしでも家族婚の配席は可能です。
しかし、自分の席がどこにあるのか、ゲストの方を会場内で迷わせたくないといった方もいるでしょう。
そんな方は、ぜひ式の当日に席次表を配布してみてください。
席次表を渡された際に自分の座るべき席がわかるため、ゲストがスムーズに自分の席に着席することができるでしょう。
新郎新婦との関係性&自己紹介になる
席次表には、さまざまなものを記載することができます。
家族婚の場合、司会者などが不在の場合が多いため、二人の詳しいプロフィールがわからないまま式が進んでしまう可能性があります。
また、家族婚に参加する全ての人が顔見知りではないことから、“誰が新郎新婦とどんな関係の人か”といった情報も席次表で理解できるでしょう。
式中に細かな紹介ができない分、席次表でカバーできるとゲストも満足度が高まります。
<h3>会食におけるメニュー表を入れられる</h3>
家族婚の場合、派手な演出より会食がメインになります。
そのため、料理にこだわった内容にする場合が少なくありません。
メニュー自体は別添えで配布することもできますが、席次表に記載されていればテーブル回りもすっきりするほか、プロフィールなどと合わせて一体感が出るでしょう。
ゲスト自体も料理を楽しみにしていることから、別添えではなく、席次表にメニューが記載されていると期待もより高まります。
家族婚で席次表を作成することは、ゲストへのおもてなしのひとつです。
ぜひ、作成を検討してみてください。
家族婚&少人数婚の席次レイアウト例
家族婚、または少人数婚の席次レイアウトの一例を下記で紹介します。
ここでは、10名規模・20名規模を想定した形での作成です。
家族婚&少人数婚の席次レイアウト例①
家族婚のみの場合、これらレイアウトが一般的です。
家族婚&少人数婚の席次レイアウト例②
家族のみだけでなく、会社関係者や同僚、知人などもゲストとして参加する場合、これら配席で席次を決めるとスムーズでしょう。
あくまで一例なので、ご自身のシチュエーションに合わせた形で当てはめてみてください。
まとめ
家族婚や少人数での結婚式を開く際、新郎新婦側が席次で悩むことが少なくありません。
しかし、席次におけるマナーはしっかりと定められていることから、ご自身のゲストをそれらに当てはめていくだけです。
席次のマナーの基本を守りつつ、お二人の理想の結婚式を挙げられるよう、楽しみながら計画を立てていきましょう。