イラストジャンルを解説!ジャンル別人気イラストレーター・絵師も紹介!
イラストには、さまざまなジャンルがあります。
かっこいいとかかわいいとか、幻想的だとか、そのジャンルによってもイラストの方向性がかわります。
しかし、“イラストや絵の方向性がイマイチわからない”といった方も多いでしょう。
本記事では、人気イラストレーターや絵師をジャンル別にわけて紹介していきます。
神・絵師などと呼ばれている方も多くいるので、ぜひ気になるイラストレーターや絵師を見つけてみてください。
イラスト作品のジャンル
イラストのジャンルを下記にまとめました。
- ラノベ表紙系
- アニメキャラクター系
- ゲームキャラクター系
- ボカロやVtuber系
- イベントやコミケ系
それぞれのジャンルと有名なイラストレーター・絵師の方も合わせて解説していきましょう。
ラノベ表紙系
「ラノベ表紙系」は、ライトノベルの表紙、または挿絵などのイラストを描くイラストレーターのジャンルです。
ラノベ作品の内容に合ったキャラクターデザインであることは基本ですが、どこか懐かしさや青春時代の幻影を思わせるような雰囲気で仕上げられているところが特徴でしょう。
また、背景画や線、色遣いなどが大変緻密であり、芸術的な雰囲気のものも見受けられます。
代表イラストレーター・絵師
「ラノベ表紙系」で人気イラストレーターには、ももこさんや鵜飼沙樹さん、茶々ごまさんなどがいます。
儚げな雰囲気と緻密な色遣いが特徴のや鵜飼沙樹さんの作品や、やわらかな雰囲気とノスタルジックな印象が魅力のももこさんの作品は年代問わず人気があります。
茶々ごまさんは水墨画のような印象が特徴で、近年注目される神・絵師と称されていることで有名です。
ジャンルは一緒でも、各作家の個性がしっかりと出ているところに注目してみましょう。
アニメキャラクター系
「アニメキャラクター系」は、アニメ用にデザインされたキャラクターを作成するジャンルです。
はっきりとした色遣いと躍動感、喜怒哀楽がわかりやすい表情の描写などが特徴のジャンルといえるでしょう。
作品によってかっこいい、かわいいなど幅が広いところも特徴です。
代表イラストレーター・絵師
「アニメキャラクター系」を代表する有名イラストレーター・絵師といえば、Gユウスケさんや上記した鵜飼沙樹さんです。
Gユウスケは、繊細な線を描く絵師ですが、躍動感のある女性の表現に定評があるなどファンも多く獲得しています。
ゲームキャラクター系
「ゲームキャラクター系」は、その名の通りゲームキャラクターをデザインするジャンルです。
こちらも線がはっきりとしているほか、非現実的、幻想的、ノスタルジックなど、イラストレーター・絵師の世界観が強く発揮されるといった特徴を持っています。
アニメ同様、作品によって幅広いデザインになるところも特徴でしょう。
代表イラストレーター・絵師
「ゲームキャラクター系」では、風間雷太さんや寺田てら、lackさんなど、数多くの方がいます。
中でも、風間雷太さんは自分自身もゲーマーとして有名であり、三国志など中世の時代物の迫力あるイラストで人気です。
線がはっきりとしており、力強いタッチもポイントでしょう。
ボカロやVtuber系
近年、人気を博しているのが「ボカロやVtuber系」といったジャンルのイラストです。
ボーカロイドやVtuberのキャラクターデザインがメインであり、全体的にポップな雰囲気のタッチが特徴的です。
さらに、リアリティな部分もありながら、どこか非現実的かつ愛したくなるようなキャラクターデザインも人気の秘密かもしれません。
比較的、美少女系シミュレーションゲームを思わせるキャラクターデザインが多いといった特徴もあります。
代表イラストレーター・絵師
「ボカロやVtuber系」でとくに人気が高いイラストレーター・絵師といえば、たまさんやKEIさん、chiriさん、LAMさん、寺田てらさんなどでしょう。
中でも、神・絵師とも称される天才イラストレーターLAMさんに注目が集まっており、はっきりとした色遣いや印象的な目、可愛らしくも攻撃的な雰囲気のイラストが注目されています。
まだまだ、新たなスタイルが確立されていきそうな注目のジャンルです。
イベントやコミケ系
「イベントやコミケ系」は、コミケなどのイベントや同人系、イベント開催時用のキャラクターデザインなどを手掛けるジャンルです。
二次創作、オリジナルはもちろん、すでに存在する有名キャラクターを独自視点で描くなど、自由度の高い作品が多いところが特徴でしょう。
可愛らしいタッチの女性や甘酸っぱい雰囲気、かっこいい系など、その特徴をひとくくりにできないところが逆に特徴かもしれません。
代表イラストレーター・絵師
「代表イラストレーター・絵師」を代表するイラストレーター・絵師といえば、桜ひよりさんやriokaさん、NaBaBaさん、かみぞのさんなどでしょう。
このジャンルにはプロとして活躍している方もいますが、アマチュアやセミプロといった方も多いところがポイントです。
同人即売会などを開催した時に即時売り切れが起こったり、企業案件よりもコアなファンによる口コミなどで神格化していく絵師もいます。
実際にイベントで本人に出会えるなど、ネットの作品だけでない魅力も兼ね備えているイラストレータージャンルといえるでしょう。
まとめ
イラストレーター・絵師と一口にいっても、そのジャンルはさまざまです。
まず、自分自身が気になるジャンルを知り、そこからお気に入りのイラストレーター・絵師を見つけてみるのもよいでしょう。
ぜひ、参考にしてみてください。