神社の正式参拝方法

神社のルーツはどこにあるのか?

神社は、日本全国に約8万5千社あり創建が4・5世紀というものもあります。 日本には、山が多く、緑や水も豊富にあり木や森、岩そのものを聖なる存在としてそれを敬い、畏怖し感謝するという行為は太古の時代に自然発生的に生まれてきたものだと言われています。 現在は、「神社」を「じんじゃ」と読むがこれは明治時代以降に定着した言葉で、それ以前はヤシロ・ミヤの語が主に用いられてきました。この中で神社の原型をよく示唆する言葉がヤシロである。ヤシロは「屋代」で「屋」を建てるための区域を意味している。「屋」は何のための建物かといえば、神を迎えるための小屋、あるいは祭壇である。神を迎えて祀る「マツリ」のときに簡素な神殿が仮設され、神マツリが終わればそれが取り払われる「聖域」としてのヤシロが、原初の神社の姿である。

⬛︎お寺と神社はどう違うのか?

まず、「何を拝むか」が大きな違いです。古代の日本人は神羅万象に魂が宿ると考え、山や森、岩や樹木に依り代として神が宿りそれを拝んできました。その聖域に祭壇や小屋が設けられ、鏡や玉、剣などを納める本殿や拝殿へと発展していったものが神社です。一方、寺院はインドや中国から伝わった仏教祭祀施設。僧侶が住み、仏様を祀っているのがお寺です。人の悟りへの道を説いたものが仏教になります。

⬛1.神社にはどんな建物があるのか?

神社の境内の入り口に鳥居があり、鳥居の両側には一対の狛犬が一種の魔除けとして置かれている。鳥居をくぐって参道を進むと、神社によっては社頭に川が流れ、参道に神橋が架かっている。この橋も神界と人間界を区切る意味をもち、古い時代には参拝者は川に入って身を清め「禊」を行った。規模の大きな神社では参道の先に神門(楼門)を設けその先を回廊や玉垣などで囲い、そのエリアを正式な境内としているところが多い。神社の事務を行う社務所、奉納絵馬を掲げる絵馬殿、神楽や歌舞奉納のための神楽殿・舞殿などが建つ。また、参道脇にたいてい手水舎があり、参拝者はここで手を洗い口を漱ぐ。

2.ご神体とは何か?

神社で神を祀り、礼拝する場合には、神霊を宿すとみなされる目に見えるモノ、すなわち「ご神体」を対象にして行われる。ご神体とは。祀られる神(祭神)の霊の依り代すなわち「御霊代」である。いくつかに、類型化することができる。

・山や石、滝など、自然界のモノをご神体とするタイプ

・鏡、剣、装飾品など、人為的なモノをご神体とするタイプ

3.神社とマツリの関係

神社ではさまざまな「祭り」が行われる。神道ではマツリは祭祀とも神事とも呼ばれるが、その意義は、「神を祀る」ことにある。したがって、「神社とはマツリのための場である」という定義も可能になります。マツリの語源については、神の威に人が従い、服従するという意の「まつらふ」から来ているとする説や、神に物を供える意の「たてまつる」とする説などがある。神社における祭祀儀礼は、神を迎え、神酒・御食(神饌)などの供え物を紙に捧げて饗応し、祝詞をあげて感謝の念や願いを神に示し、最後に神を送るというのが基本的なプロセスであり、あわせて神の霊威を人間が享受するというのも神マツリの目的のひとつである。