成人式の振袖の相場は?レンタルと購入のメリットデメリットを徹底解説

「成人式の振袖はレンタルにしようと思うけど、相場はいくらくらいなの?」と疑問に思う方も多いでしょう。

一昔前は購入する方も多かった成人式の振袖ですが、今はレンタルするのが一般的です。

というのもオンラインで手軽にレンタルできることや、新品のレンタルもあるからです。

着物のお手入れは難しいもの。レンタルなら手軽ですよね。

今回は成人式の振袖について相場を解説していきます。レンタルと購入時のメリットとデメリットを理解して、晴れの日にふさわしいお気に入りの振袖を選びましょう!

成人式の振袖相場に違いがあるのはなぜ?

一般的な成人式の振袖。レンタルの相場は20~50万円程度です。

金額に大きな違いがある理由は主に4つあります。

・正絹や化繊など振袖に使われている生地の違い

・振袖に施した刺繍や絞りなど加工の違い

・織りや染めの違い

・デザインの違い

ここからは成人式の振袖相場の違いについて解説します。

正絹や化繊など振袖に使われている生地の違い

成人式の振袖、実はさまざまな生地が使われています。

  • 高級感のある正絹
  • リーズナブルなポリエステル

以上が振袖に使われている主な生地の代表です。

カイコがマユをつくり、そのマユを紡いでつくる動物性の絹糸。自然な光沢となめらかな質感があり肌なじみもよいことから、高級感があります。

絹糸を織ってつくられたのが正絹です。通気性は申し分ありません。ただ価格が高いのに加え、正絹はお手入れの難しさがデメリットです。

一方のポリエステル。化繊とも呼ばれることがあり、科学的に合成した糸からできています。リーズナブルですがは正絹に比べると、お手入れも簡単ですが着用感は質感は異なります。

振袖に施した刺繍や絞りなど加工の違い

価格の差は加工の違いでもあらわれてしまいます。というのもどれだけ職人が手をかけたかによるからです。

職人が正絹に一針一針刺繍を施したり金箔がついていたりするなど、凝ったデザインの振袖は高い傾向にあります。

手染めなのか機械的なプリントなのかは一目瞭然。手間がかかっているからこその価格差です。

織りや染めの違い

手織りなのか機械織りなのかによっても価格に大きな違いがでます。

また染め方によっても違いはかなりでてしまいます。

京友禅や加賀友禅が有名ですよね。手描き染めした振袖はうっとりするような風合い。

京友禅も加賀友禅にもそれぞれ証が必ずついています。

デザインの違い

有名なデザイナーが手がけた振袖は見栄えがしますよね。

皇室御用達のデザイナーが手がけた振袖は、レンタルでも100万円を超える場合もあるのです。

また芸能人やモデル、有名デザイナーがプロデュースした振袖は価格設定も高め。ネームバリューその他においても価格が下がることはありません。

成人式の振袖をレンタルする相場はいくら?

一般的に帯や履物などがセットになっておおよそ5~20万円がレンタルの相場です。

ただ価格設定は、以下の要素によって大きく変動します。

  • 生地の質
  • 織りや染め
  • 刺繍や箔などの加工が施されているか
  • デザイン性はどうか

レンタルでも100万円超える場合があるのです。

一生に一度の成人式だからこそ、価格にこだわらない方も実は多くいらっしゃいます。

成人式の振袖を購入する相場はいくら?

成人式の振袖を購入する場合、レンタル同様価格に大きな差がでます。

帯や履物などをセットで平均すると30~50万円前後です。安い振袖ですと5万円から、高い振袖は数百万円する場合もあります。中には1千万円を超える振袖もあるのです。

成人式の振袖をレンタルするメリットとデメリット

晴れの日の振袖。レンタルで済ませることが一般的です。ここからは成人式の振袖をレンタルするメリットとデメリットについて解説します。

振袖レンタルのメリット

成人式に振袖をレンタルするメリットは、主に以下の5つがあげられます。

  • 購入するよりも安く済ませられる
  • 面倒な振袖のメンテナンスがいらない
  • プロの目でたしかな品質の振袖を選べる
  • 数ある中から自分にピッタリの振袖を選べる
  • レトロから最新まで豊富なデザインから選べる

レンタルでも振袖の価格は100万円を超える場合があります。ですが一般的には購入より3割ほど価格は下がります。

着物はお手入れの手間が大変。しっかりとメンテナンスをしないとカビが生えることも……。レンタルならばお手入れいらずなのもうれしいですよね。

振袖レンタルのデメリット

成人式に振袖をレンタルするメリットがたくさんある中で、残念ながらデメリットもあります。たとえば、新品ではないため誰が着たのかわからないことです。

ただ振袖のレンタルはすべて中古というイメージですが、実は新品のレンタルもあるのです。

振袖レンタルのデメリットである誰かが袖を通した振袖も、新品のレンタルがあるのはうれしいですよね。

成人式の振袖を購入するメリットとデメリット         

成人式の振袖は一生に一度だからこそ購入を検討する方もいらっしゃるでしょう。ここからは振袖を購入するメリットとデメリットについて解説します。

振袖購入のメリット

成人式の振袖を購入するメリットは以下のとおりです。

  • 一生に一度の思い出がずっと手元に残る
  • 将来自分の娘に着せてあげられる
  • 自分のサイズにピッタリと仕立ててもらえる
  • いつでも好きな時に着られる

自分だけの宝物になるのが振袖を購入する最大のメリットではないでしょうか。

成人式だけではなく、友人や知人の結婚式など特別なお呼ばれにも着ていけます。

自分の娘が生まれて成長した時、「お母さんのころはね」と思い出と一緒に渡してあげるのも素敵ですよ。

振袖購入のデメリット

成人式の振袖、購入するデメリットはなんといっても高額になってしまうことです。購入価格のみならず、自宅で保管する際の定期的なクリーニングやお手入れが負担になります。

保管場所にも気を配らねばなりません。

また購入時は「素敵なデザイン」だったとしても時を経て流行遅れになる可能性もあります。

成人式の振袖「本物」が選べるのはお衣裳さわらぎ:まとめ

成人式の振袖、相場に違いがある主な理由は以下の3つでした。

  • 正絹や化繊など振袖に使われている生地の違い
  • 振袖に施した刺繍や絞りなど加工の違い
  • デザインの違い

一生に一度の成人式だからこそ、こだわりの振袖で晴れの日を迎えたいですよね。

成人式に振袖をレンタルするメリット主な5つは、

  • 購入するよりも安く済ませられる
  • 面倒な振袖のメンテナンスがいらない
  • プロの目でたしかな品質の振袖を選べる
  • 数ある中から自分にピッタリの振袖を選べる
  • レトロから最新まで豊富なデザインから選べる

などです。

「あの時どうして……」などと後悔してしまわないよう、成人式の振袖を選ぶ際は大いに悩むことをおすすめします。

私ども「お衣裳さわらぎ」では経験豊富なアドバイザーが、数ある振袖の中からご要望を聞いた上で選ぶお手伝いが可能です。

あなたのパーソナルカラーを拝見し、似合う振袖をご提案いたします。

職人が丁寧に仕立てた手描き友禅や総絞りの振袖は、古典柄を中心としたこだわりの逸品ばかりを取りそろえております。

またお着物だけではなく小物や髪飾り、半襟までもがコーディネートできるプランもご用意。併設の日本庭園で記念撮影もいたします。

着付けとヘアセットにお写真撮影まで含まれた「成人式振袖レンタルプラン」は89,800円からのご案内です。

まずはお気軽にご相談ください。お待ちしております。