京都で理想の神社挙式を実現!おすすめ神社3選と神社の選び方を徹底解説!
デジタル時代の結婚式に注目が集まる昨今、その一方であらためて、「神社挙式」が人気を集めています。
文化的背景を持つ神社での挙式は、カップルにとって一生忘れることができない体験となるでしょう。
神社挙式は日本全国で行われていますが、とくに人気が高い場所が京都です。
本記事では、京都で神社挙式を検討しているカップルにおすすめしたい3つの神社を紹介しています。
京都での神社挙式の費用や流れなど、理想の挙式実現に向けて参考にしてみてください。
京都の神社挙式おすすめ3選
京都には、長い歴史を持つ由緒正しい神社が数多く点在しています。
京都には結婚式を挙げることができる神社も多く、どの場所であっても歴史を感じるおごそかな雰囲気での特別な挙式となるでしょう。
しかし、それだけ魅力的な神社が揃っている京都だからこそ、どの神社で式を挙げるか悩んでしまうものです。
数ある魅力的な京都の神社の中でも、ここでは下記3つの神社をおすすめしています。
- 平安神宮
- 下鴨神社(賀茂御祖神社)
- 梨木神社
これら3つの神社は京都はもちろん、日本を代表する由緒正しき神社です。おすすめの理由を詳しく解説していきましょう。
①平安神宮
平安神宮は、京都市左京区に位置する神社です。
桓武天皇によって長岡京から平安京へ都が移されたのが794年。
それから1100年後に当たる明治28(1895)年に平安遷都1100年を記念して創建されました。
平安神宮は京都での神社挙式でも高い人気を誇っており、年間100組を超えるカップルが式を挙げていると言われています。
平安神宮について知るべきポイントがこちらです。
由緒 | 幕末の戦乱によって荒廃した京都。1000年以上栄えた京都を後世に伝えるため、京都復興にかけた多くの人々の遺志を後世に伝えるため、そして四海平安の祈りを込めて創建されました。京都復興に情熱を燃やした人々たちの想いが込めれられた、京都を代表する神社が平安神宮です。 |
御祭神 | 平安神宮の御祭神は、平安京の祖神 桓武天皇と孝明天皇です。創建当時は長岡京から平安京へ都を移した桓武天皇を御祭神として祀り、その後京都最後の天皇である孝明天皇も合祀されました。そのため平安神宮の御祭神は2柱となります。 |
ご利益 | 平安神宮を代表するご利益は、「厄除け」、「開運招福」、「縁結び」などです。とくに古くより厄除の神として平安神宮は信仰されており、人生の節目に訪れる参拝客も多いと言います。また、訪れる人々に幸運を呼び込む、良縁む結ぶご利益も有名で境内の縁結びスポットも人気です。 |
平安神宮の特徴は、なんと言っても一度見たら忘れることができない大鳥居です。
建立されたのは1929年で、幅約18メートルで高さは24メートル、柱の直径が3メートルを超える京都最大の鳥居として知られています。
大鳥居の先には、荘厳な雰囲気の木造朱塗りの美しい応天門、外拝殿の大極殿や蒼龍楼、歩廊など6棟が国の重要文化財に指定されているなど.日本を代表する神社として有名です。
平安寺宮の総面積はなんと総面積33,000㎡と広大であり、この解放感溢れる空間も神社挙式をより華やかに演出します。
結婚式に特化した設備も整っており、披露宴会場が隣接しているなど神社挙式がしやすい環境が整えられているところも魅力です。
②下鴨神社(賀茂御祖神社)
下鴨神社(賀茂御祖神社)は京都市左京区に位置する神社です。
平安期以前に創祀された京都で最も古い社のひとつだと言われています。
正式名称は賀茂御祖神社ですが、社が賀茂川の下流に位置し、古くから「鴨」の文字が使用されていたことから、下鴨神社と呼ばれるようになりました。
下鴨神社(賀茂御祖神社)の由緒や御祭神、ご利益を確認していきましょう。
由緒 | 正確な創祀は不明ながら、紀元前90年には神社の瑞垣の修造が行われた記録があることからも、古代より祀られていたと考えられています。平安時代には首都京都の守り神として、皇室の氏神さまとして信仰を集めていました。明治初年には全国の神社の代表として官幣大社の首位におかれるなど、日本が世界に誇る神社として鎮座し続けています。 |
御祭神 | 東西に位置する本殿に御祭神が祀られています。西殿には「八咫烏」に化身して神武天皇の東征の道案内をしたした大神 賀茂建角身命。東殿には神武天皇の母 玉依姫命が祀られています。日本の建国に貢献した賀茂建角身命、海の神の娘と知られる玉依姫命が下鴨神社をお守りし続けています。 |
ご利益 | 京都有数のパワースポットとして知られる下鴨神社。縁結び、美人祈願、厄除けなどさまざまなご利益があることで知られています。縁結びの神である神皇産霊神が祀られている相生社、出産の神として御力があると言われる玉依媛命による安産、育児や家庭円満などのご利益が期待されています。 |
下鴨神社は1994年に世界遺産「古都京都の文化財」として登録されている、世界に誇るべき社です。
本殿は国宝、楼門は重要文化財など、社の存在そのものが文化遺産という厳かな雰囲気に包まれています。
また、下鴨神社は最も格式の高い神社を意味する山城国一宮のひとつであり、神社挙式は大変貴重な機会となることでしょう。
さらに、下鴨神社で式を挙げるひとつの魅力が、糺の森での「参進の儀」です。
下鴨神社の参道は広さ12万4千平方メートルに及び、その中で新郎新婦は神職や巫女に導かれ、神殿へと向かいます。
フォトウェディングにもおすすめの、ロケーション抜群な神社として全国のカップルから人気です。
③梨木神社
梨木神社は、京都市上京区染殿町の京都御苑東に位置する神社です。
京都駅から約4.9キロと近く、タクシーで15分とアクセスしやすい立地が特徴になります。
梨木神社の由緒や御祭神、ご利益について下記にまとめました。
由緒 | 梨木神社は、三條家の三條實萬公を御祭神として1885年に創建されました。別格官幣社に列された後、1915年の大正天皇即位式にあたり實萬公の御子實美公が第二座御祭神として合祀されています。旧町名の梨木町に由来する社名で、京都御所との間にある梨木通りはかつて公卿たちの参内道として利用されていたと言われています。 |
御祭神 | 梨木神社では明治維新に貢献した三條実万公、嗣子・三條実美公を御祭神としています。両公は知と行動を兼ね備えた学問の神として今もなお崇敬を集めています。境内にも、江戸後期の国学者上田秋成翁、湯川秀樹博士の歌碑が建立されています。 |
ご利益 | 梨木神社のご利益として広く知られているのが、縁結びと学業成就です。梨木神社の御神木である桂の木は、「愛の木」の名称で親しまれており縁結びの力があると信仰されています。また、御祭神である三條実万公、嗣子・三條実美公は明治維新で活躍した官職であり学問の神として崇められていることから、学業成就のご利益を求めて信仰される方も少なくありません。 |
京都駅からアクセスしやすい梨木神社ですが、自然豊かな境内はウェディングフォトにぴったりな魅力的なロケーションです。
梨木神社は、「萩の宮」と呼ばれる全国的にも有名な萩の名所であり、秋頃になると境内に植えられている500株以上の萩が美しく咲き誇ります。
また、梨木神社では御茶菓子などを用意せず、挙式時に新郎新婦が自由に持ち込みできるところもポイントです。
格式の高い神社ですが、肩肘張らずに自分らしい結婚式を挙げたいといったカップルにはおすすめでしょう。
神社挙式はエリアから選ぶ
京都で神社挙式選びのポイントのひとつが、“エリア選び”です。
京都と一口に言っても大きくエリアが分かれており、どこで式を挙げるかによって選ぶ神社が変わってきます。
京都で神社挙式ができるエリアは大きく、「洛中(市内中心部)」と「洛北・洛西(自然豊かなエリア)」の2つに分けることができるでしょう。
各エリアのおすすめ神社、メリット・デメリットをまとめました。
「洛中エリア(市内中心部)」
洛中とは、主に京都市内の中心部のエリアです。
河原町通や烏丸通、四条通など京都の有名スポットが含まれるエリアで、神社仏閣も点在しています。洛中エリアで人気のある挙式ができる神社がこちらです。
八坂神社 | 京都市東山区祇園町にある神社。本格神前挙式が執り行われる御本殿や舞殿は国の重要文化財にも指定されています。 |
護王神社 | 京都市上京区、京都御所の西側蛤御門の向かいに鎮座する護王神社。挙式は御本殿大前で行われ、雅楽の生演奏や挙式後は人力車「寿号」で境内と京都御所周辺の周遊も楽しめます。 |
吉田神社 | 京都市左京区に位置する神社。平安京の守護神として859年に創建された由緒正しき神社です。夫婦神の御祭神に見守られながら執り行われる神前式は、1日2組限定の貸し切りとなっています。 |
洛中エリアで神社挙式にはメリットも多いですが、一方でデメリットもあります。
メリット | 京都駅など主要駅から近いため、アクセス抜群です。さらに神社によっては披露宴が隣接しているほか、市内での披露宴であれば参列される方の移動も最小限で済みます。挙式の後の観光、また参列者の宿泊先も駅近で確保しやすいメリットがあります。 |
デメリット | アクセスの良さ、また京都市内は世界的観光地であるため観光客での混雑が予想されます。紅葉の季節や長期休暇シーズンなどは多くの観光客が訪れ、厳かな雰囲気でなくなってしまう可能性があるでしょう。マナーの問題、またアクセスは良好ですが渋滞や、市内ホテルなどで予約が取りにくくなるといったデメリットもあります。 |
洛中エリアはアクセス抜群かつ披露宴会場との連携がしやすいメリットがある一方で、観光客など多くの人々で賑わうため落ち着いた挙式が行えない可能性があることも考慮しておきましょう。
洛北・洛西(自然豊かなエリア)
京都で神社挙式を検討されている方は、洛北または洛西など自然豊かなエリアもおすすめです。
洛北エリアは歴史ある神社仏閣が集中しており、鞍馬貴船エリアや大原エリアなどがあります。
洛西は世界遺産が多く点在するエリアで、金閣寺・龍安寺・仁和寺といった観光道路「きぬかけの路」が有名です。
洛北・洛西エリアで人気のある挙式ができる神社がこちらです。
下鴨神社 | 京都最古と呼ばれる京都府京都市左京区の由緒正しい神社。世界遺産に指定されている格式高い神社での挙式は一生の思い出になります。参道(糺の森)を通る「参進の儀」がとくに有名です。 |
上賀茂神社 | 上賀茂本山に位置する神社で、正式名称は賀茂別雷神です。最も格式の高い山城国一宮のひとつで、挙式では通常立ち入ることのできない本殿で執り行われます。古式ゆかしい儀式を体験できる特別な空間で過ごせます。 |
松尾大社 | 701年に創建された京都市西京区に位置する神社です。洛西の総氏神として知られており、酒造の神様としても有名です。境内には3つの式場が用意されており、伝統と格式のある神前挙式を撮り行えます。 |
自然豊かで世界遺産に選ばれている神社仏閣の多い洛北・洛西は神社挙式にぴったりなエリアです。ただし、デメリットも頭に入れておきましょう。
メリット | 格式の高い世界的に有名な神社での挙式は一生の思い出になります。自然豊かで四季の移ろいを感じ取れるほか、観光客も市内と比較すると少なく、落ち着いた雰囲気で挙式を行えるでしょう。和装のウェディングフォトも写真映えし、京都らしい結婚式を実現できます。 |
デメリット | 主要駅などから離れているため、アクセスに苦労します。また、披露宴会場が隣接していないケースもあり、式後の移動も含めて手配しておく必要があるでしょう。そのほか、天候に左右されやすいことや、神社によって参列者が限られるケースも珍しくありません。 |
洛北・洛西エリアで神社挙式を行う際、必ずアクセスや披露宴会場への移動の手配、また神社の規定などを確認しておきましょう。
天候に左右されやすいこともあり、あらかじめ屋外でのフォトウェディングなどができないケースも想定しておくと安心です。
神社の自然や御祭神や由緒などの違いを知ろう
京都で神社挙式を行う際、神社の持つ個性を理解しておく必要があります。
神社の個性の違いを掴むためには、「自然環境」、「御祭神と由緒」、「建築様式や雰囲気」といった3つのポイントを確認すると良いでしょう。
それぞれ、詳しく確認したいポイントを解説していきます。
自然環境
京都は自然豊かな人気エリアで、四季折々の風景を楽しむことができます。
しかし、洛中、洛北、洛西などエリアによってその自然環境には違いがあり、さらに神社によって植えられている植物や樹々にも違いがあるため、それら自然環境の確認が必要です。
例えば、平安神宮は桜の名所と知られていますが、上賀茂神社などは紅葉が美しいことで知られています。
夏場に神社挙式を行うのであれば木々が生い茂った日陰の多い神社を選ぶ必要も出てくるでしょう。
さらに京都の神社と言えば、美しく手入れされた庭園のある場所も少なくありません。
季節の花が見頃を迎え、庭園が美しく見応えのある時期に結婚式を行うことで、参列される方の気持ちも盛り上がるはずです。
とくにウェディングフォトを考えているカップルは、最もその神社が美しく彩られる季節を選ぶことをおすすめします。
御祭神と由緒
神社には、御祭神と由緒が必ずあります。
なぜ神社が創建されたのか、そして御祭神はどんな神様が祀られているかによって、結婚式を挙げる意味合いにも違いが出てくるでしょう。
例えば、下鴨神社の御祭神として玉依媛命が祀られていますが、縁結びと子育ての神様として信仰されています。
岡崎神社は素戔鳴尊(すさのおのみこと)、そして日本神話に登場する女神である櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)といった夫婦神を祀っており、縁結びのご利益があることで有名です。
さらに貴船神社の結社には、縁結びの神様「磐長姫命(いわながひめのみこと)」が祀られているなど、“恋”にまつわる由緒や御祭神を祀る神社は少なくありません。
これから京都で神社挙式を行う夫婦がどのような目的を持ってどういったご利益を得たいのか、神社の由緒や御祭神について知っておくことで式への思い入れが変わってくることでしょう。
建築様式や雰囲気
神社と一口に言っても、その建築様式、雰囲気、そして一歩足を踏み入れた時の空気感には違いがあります。
例えば、八坂神社では、本殿と拝殿がひわだぶきの屋根で覆われた祇園造と呼ばれる建築様式が特徴です。
そのほかには、北野天満宮の権現造や、屋根が片側に流れていくような下鴨神社の流造、平安神宮にしか存在しないと言われている「宮殿造り」など、神社によってさまざまな建築様式を見ることができます。
さらに上記の平安神宮のように豪華絢爛でインパクトのある雰囲気の神社もあれば、木造建築ながら豪華な彫刻が施されている素朴ながら歴史を感じさせる伏見稲荷大社など、雰囲気の違いも比較検討すべきでしょう。
鮮やかで見応えのある風景の中で挙式を行いたいカップル、落ち着いた大人の雰囲気で挙式を行いたいカップル、それぞれが求める雰囲気に合わせた神社選びが肝心です。
公式ホームページやさまざまな写真を参考にするほか、可能であれば一度は下見に行ってみることをおすすめします。
“この神社で結婚式を挙げたい”と、二人が心から思う、そんな神社を探してみてはいかがでしょうか。
神社挙式の一般的な相場について
京都で神社挙式を行う際、必ず目を通しておくべきポイントが、「費用」です。
神社挙式はその神社によって、またどのような式にするかによって費用感が大きく変化するため、一概に“〇〇円”と決めることは難しいでしょう。
ここでは、京都の神社挙式における一般的な相場をまとめています。
京都で神社挙式を行う上での参考費用として確認してみてください。
初穂料(玉串料) | 初穂料(玉串料)とは、“神様に捧げる金銭”を意味するものです。
初穂料(玉串料)は神社によって違いがありますが、一般的な相場は5万円から30万円以上とされています。 例えば、平安神宮の場合は、「儀式殿15万円・本殿30万円」ですが、梨木神社では8万円となっています。 |
衣装代 | 衣装代 和装・洋装によって費用感が変わってきますが、神社挙式の場合は和装が多くどんな衣装を選ぶかによって相場も変わってきます。レンタルにおける衣装代の相場を確認してみましょう。
これらはあくまで一般的な相場であり、それぞれの和装やブランドによっても価格が変わります。 また、上記の価格にヘアメイク・着付け込みが含まれている場合も多いため、費用を抑えたい場合はヘアメイク・衣装小物・着付け込みのプランを検討してみても良いでしょう。 |
写真・映像撮影代 | 神社挙式を行う際の写真・映像撮影で発生する費用です。神社専属業者か新郎新婦側で用意するか、写真館に依頼するかによっても費用感に違いが出ます。
例えば、下鴨神社での神社挙式での挙式中記録写真を6万円前後で請け負う業者などがあります。また、アルバムやデータ納品の形式により価格も変動するため、確認が必要です。 一例として、挙式中の写真撮影代金に台紙付き写真とスナップ写真を付けると15万円前後が追加されることがあります。 |
介添人(アテンド)料 | 新婦が挙式会場に入場するまで側に寄り添いお世話をしてくれる方を介添人と呼びます。
神社挙式においても介添人(アテンド)料が発生するため確認しておきましょう。 介添人(アテンド)料の一般的な相場は1万円から3万円とされていますが、神社挙式をする際の初穂料に含まれていることもあります。 |
その他 | 京都での神社挙式を行う際、ほかにこれら費用が発生することがあります。
一般的な相場は数千円からで、プランに含まれているケースも多いです。また、下鴨神社のようにお控え室用お茶菓子代を人数分×500円収めるような神社もあります。
京都での神社挙式には初穂料以外に雅楽生演奏などのオプションをつけることができます。一般的な相場は3万円前後ですが神社によっても違いがあるため確認しておきましょう。 また、護王神社などでは人力車や親族用の控え室料金、参列者の着付けなどもあります。神社やブライダル業者によって、どのようなオプションが用意されているか必ず確認の上、取り入れるようにしてください。 |
どの神社でどのようなプランで、衣装や写真をどのような業者を利用して用意するのか、これら組み合わせによって神社挙式にかかる費用が大きく変わってきます。
どの程度の費用を設定して挙式を行うのか、必ず試算した上で行動するようにしてください。
神社挙式で費用を抑えるポイント
京都での神社挙式の費用をできる限り抑えたいカップルは、下記2点に注意してみましょう。
- オフシーズンや平日を狙う
- 持ち込み可能か、持ち込み料を確認
詳しく解説していきましょう。
オフシーズンや平日を狙う
京都で神社挙式を行う際、オフシーズンや平日を狙うと費用を抑えることができます。
京都に限らず、過ごしやすい陽気の時期、自然が美しい季節は結婚式におけるハイシーズンです。
そのため、この時期の挙式は割高になる上に宿泊先のホテルなども高額に設定されています。
真冬、真夏などをはじめとしたオフシーズンの京都も美しく風情があるものですが、ハイシーズンと比較すれば、式場もホテルなどの需要が落ち着いているため、費用を抑えた挙式を叶えることができるでしょう。
また、結婚式は参列者の都合なども考慮して土日祝日に行われることがほとんどです。
土日祝日は人気が集中するため挙式自体も割高になる上に、レンタル衣装や撮影料、会食会場、ホテルなども高く設定されています。
参列者や新郎新婦のご都合もあるかもしれませんが、平日に結婚式を挙げるだけでも費用を大きく抑えることができるでしょう。
持ち込み可能か、持ち込み料を確認
京都の神社挙式で持ち込み可能か確認しておくと、費用を抑えることができます。
神社によっては持ち込みが禁止されているほか、持ち込み料が発生するケースが多いです。
持ち込み料は神社によって異なりますが、主に5千円から5万円前後とされており、総合的に持ち込むことで費用を抑えた挙式が行えるか検討しておくべきでしょう。
中でも衣装の持ち込みができるか、写真撮影を自ら外部に委託できるか否かは費用に大きな違いが出てきます。
自分たちが納得できる衣装で、さらに費用を抑えた神社挙式ができるよう工夫してみましょう。
神社挙式における費用の注意点
神社挙式で発生する費用について、注意すべき点が披露宴・会食の費用です。
神社における挙式は初穂料(玉串料)を納めるほか、衣装代や撮影料金などがかかります。
それらが全て含まれたプランなども用意されていますが、披露宴の料金や会食費用は別途発生するため忘れないようにしましょう。
披露宴会場が神社の近くにあればそこを利用することになりますが、会場の使用費用や会食費用(料亭などへの料理の手配)を人数分ご自身で用意する必要があります。
例えば下鴨神社では、京都結婚物語にて披露宴をサポートしてくれますが、その費用は別途発生します。
まとめ
日本人のみならず、世界中のカップルが憧れる京都での神社挙式。
どの挙式よりも魅力的だからこそ、どの神社で挙式を行うか迷ってしまうことでしょう。
京都の神社挙式では、神社の由緒や御祭神、ご利益をはじめ、アクセスや費用感などをしっかりと検討した上で決める必要があります。
また、和装であれば白無垢か色打掛など、衣装にもこだわってみましょう。
新郎新婦だけでなく参列者も含め、挙式に携わる全ての人たちの一生の思い出に残るような式を挙げてください。