結婚式を挙げるならいつ?月別おすすめポイントを解説!【メリット・デメリットも紹介】

和装 新郎 新婦

この記事では、結婚式を挙げる上でおすすめの時期を解説します。

結婚式をいつ挙げるかに関しては、費用面やゲストの負担にもかかわってくる重要なポイントです。とはいえ、「どの時期を選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いでしょう。

そこで今回は、月別のメリットとデメリットをわかりやすく解説します。まだ結婚式の日程を決めていない方はぜひご覧くださいませ。

月別のメリット・デメリットとは?

◎1月~2月

【メリット】

1月~2月はオフシーズンになります。結婚式の件数が少ないため、日程を自由に選べる点がメリットです。式場としても格安プランを充実させる傾向にあり、オンシーズンと比較して少ない費用で式を挙げられます。料理を一段ランクアップさせるなどの余裕が生まれることもメリットでしょう。

【デメリット】

1月~2月というと真冬であり、寒さがピークを迎える時期です。地域によっては雪が降るため、公共交通機関への影響が懸念されます。ゲストの負担に配慮した会場選びなども必要になるため、デメリットは多いと言えます。

◎3月~4月

【メリット】

3月に入ると寒さが和らぎ、4月に入るとさらに暖かくなります。比較的過ごしやすく、結婚式のベストシーズンと言えるでしょう。過度な暑さや寒さがないため、ゲストに負担をかけずに済む点が大きなメリットです。

また、春というと花のシーズンであり、桜をはじめとした多くの花が見ごろを迎えます。会場にたくさんの装花を飾ったり、ブーケに使う花材を豪華にしたりなど、花の魅力を前面に出した結婚式にできることも大きなメリットでしょう。

【デメリット】

3月~4月というと、引っ越しのシーズンでもあります。進学や就職などの関係で、慌ただしい日々を送る人も多くなります。したがって、なるべく迷惑をかけないためにも、ゲストの顔ぶれを踏まえた上で慎重に日程を調整しましょう。

また、3月~4月はまるで梅雨のような雨が続く「長雨」の時期となるため、ガーデンウエディングがやりにくい点もデメリットです。

◎5月~6月

【メリット】

5月は長雨が終わり、晴れの日が多くなります。暑さや寒さもないことから、結婚式を挙げる時期として適しています。また、6月になるとジューンブライドを迎えます。具体的な意味はのちほど解説しますが、ロマンを抱く花嫁から人気の月となっています。

【デメリット】

5月にはゴールデンウイークがありますが、この連休は多くの人々がプライベートを満喫するため、結婚式の日程としては選びづらいです。ほかの日程も早めに埋まってしまうことが懸念されるため、余裕をもって調整することが大切です。

また、6月は梅雨の時期であり、遠方から来るゲストには負担が大きい点もデメリットです。送迎の手配をするなど、ゲストの負担に配慮することが大切です。もちろん、天気に左右されないために全天候型の式場を選ぶことも必須です。

◎7月~8月

【メリット】

7月は先勝や大安など、縁起のいい日が多いというメリットがあります。冬と同様に結婚式の件数も少ないため、比較的日程の調整がしやすいです。オフシーズンで格安プランが充実しやすいなどのメリットもあり、費用を抑えた形で式を挙げることができます。

【デメリット】

7月~8月は暑さが厳しく、過ごしにくいというデメリットがあります。特に8月の初旬から中旬は暑さのピークであり、式場に着くころには汗でびっしょりということも考えられます。新郎新婦はもちろん、ゲストにとっても大きな負担になることから、暑さ対策は必須です。冷たいドリンクやおしぼりを用意するなど、さまざまな工夫を検討しましょう。

◎9月~11月

【メリット】

9月~11月は秋の季節であり、過ごしやすい日が続きます。ゲストに負担をかけない点がメリットであり、春と同様に結婚式のベストシーズンです。また、9月~10月は祝日が多いため、比較的日程の都合がつきやすいです。遠方のゲストも参加しやすいことから、大人数が集まる盛大な結婚式にできます。

秋には多くの食材が旬を迎えることもポイント。白菜や春菊をはじめとする野菜類のほか、果物やキノコも旬の季節です。したがって、秋らしさを前面に出した料理を提供できます。

【デメリット】

9月の上旬は残暑が予想されるため、日程としては選びにくいです。また、9月~11月は結婚シーズンということで式場側の繁忙期にあたり、比較的費用が割高になることもデメリットでしょう。

◎12月

【メリット】

12月はクリスマスがあるため、関連するアイテムや余興をふんだんに取り入れることができます。イルミネーションが豊かで幻想的な雰囲気を作り出すことで、ゲストにとっても思い出の結婚式になるでしょう。

【デメリット】

12月に入ると寒さが厳しくなり、ゲストにとっても一定の負担になります。年末ということで忙しい人も多いことから、日程については慎重に検討すべきでしょう。

6月の結婚式が人気の理由とは?

結婚式を挙げるにあたって人気の時期としては、暑い夏を抜けた9月・10月・11月あたりになります。ただ、6月にこだわるカップルも多く、その理由として「ジューンブライド」が挙げられます。

ジューンブライドとは、古くからある言い伝えであり、「6月に結婚する花嫁は幸福になれる」とされています。ヨーロッパにおける言い伝えではありますが、日本にもジューンブライドに憧れを持つ女性は多くいます。また、6月は梅雨の時期にあたりますが、暑い季節・寒い季節ではありません。

そのため、比較的過ごしやすいことも、カップルの決断を後押しするポイントになっています。

ただし、6月下旬に入ると暑さが増すため、上旬~中旬を選ぶことをおすすめします。

まとめ

いかがでしたか?ご紹介したように、結婚式の時期を決めるにあたって考慮すべきことは多くあります。準備のしやすさやゲストへの配慮、式場側が繁忙期であるかどうかも踏まえながら、ベストな時期を選ぶことが大事です。やはり人気なのは5月~6月と9月~11月。過ごしやすいという点でゲストへの負担も小さいため、比較的選ばれるケースが多くなっています。

ただし、繁忙期は費用が割高になるため、あえて割引プランの充実したオフシーズンを狙う手もあるでしょう。オフシーズンは暑いor寒いことによるマイナスが大きいため、ゲストの負担にも気を配りつつ慎重に判断する必要があります。